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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2025/03/24 現在/As of 2025/03/24

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
国際経済研究(東アジア?中国経済論)(M)/INTERNATIONAL ECONOMY(EAST ASIAN AND CHINESE ECONOMY)
開講所属
/Course Offered by
大学院/
ターム?学期
/Term?Semester
2025年度/2025 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
金6/Fri 6
開講区分
/semester offered
通年/Yearlong
単位数
/Credits
4.0
主担当教員
/Main Instructor
全 載旭/CHUN Chai Wook
科目区分
/Course Group
大学院科目 講義科目
遠隔授業科目
/Online Course

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
全 載旭/CHUN Chai Wook 経済学科/ECONOMICS
授業の目的?内容
/Course Objectives
 この授業は経済学研究科博士前期課程の学位授与方針(DP)に掲げる学位の裏付けとなる「能力」1?2を養成することを目的にする。
 経済学研究科の教育課程の編成?実施方針(CP)に掲載されている総合的、専門的、また学術的な教育?研究に対応できるカリキュラムであるという教育目標に向けて授業を行う。
 東アジア地域はグローバリゼーションの波を豊かに受けて発展した地域である。アジアNIESに始まった輸出志向工業化のモデルは、ASEAN諸国へ、さらには中国の改革?開放を本格化させた。アジアNIES、ASEAN諸国、中国を含む東アジア地域は外国企業を積極的に誘致し、これを投資、貿易の牽引車とすることに成功した発展途上国の一典型である。
 またこの地域は世界経済を牽引する大きな存在となった。同時にこの過程で、東アジア域内諸国の相互依存関係が強化されたことが注目される。
 この授業では、東アジア経済がどのように発展してきたのか、その要因と課題について考察する。具体的にはアジアNIES、ASEAN諸国、中国のそれぞれの発展過程や産業政策について理解する。
東アジアにおいても、地域経済協力の気運の高まりに合わせて、「東アジア共同体」構想がもちこまれることになっている。この構想の背景、それの実現可能なあり方について探る。

授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 基本的には輪読形式で行う。必要に応じて講義をすることもある。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
 テキストの範囲の授業内容を確認し、議論ができるようにしてほしい。また授業で議論された内容を纏めて次回で提出してい頂きたい。
 事前学修は2時間、事後学修は2時間を目安とする。なお東アジア経済に関する時事的な話題にも関心を持ち、世界経済の動向を把握して頂きたい。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
『中国経済入門 第4版』
著者
/Author name
南 亮進?牧野 文夫共著
出版社
/Publisher
日本評論社
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
『アジア経済の変貌とグローバル』
著者
/Author name
坂田幹夫?山内怜和
出版社/URL
/Publisher
晃洋書房
ISBN
/ISBN
2016
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
東アジアFTAと日中貿易
著者
/Author name
玉村千治編
出版社/URL
/Publisher
アジア経済研究所
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
中国経済革命最終章
著者
/Author name
関志雄
出版社/URL
/Publisher
日本経済新聞社
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
プレゼンテーション(50%)と提出されたレポート(50%)により評価する。
備考
/Notes
関連科目
/Related Subjects
到達目標
/Learning Goal
国際経済についての修士レベルの知識を修得し,国際経済に関連する諸問題を分析できるようにする.

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 世界経済のなかのアジア 世界経済のなかで東アジアが発展したということは、どういうことかについて後発地域の工業化という視点で理解する。
2 東アジアの成長をどう捉えるか 今日、東アジアは世界経済の中心とみられている。東アジアの成長をどのように理解すればいいのかという点について考察する。
3 「アジア的停滞」から「東アジアの奇跡」へ アジア経済の全体像を理解する出発点として、「アジア的停滞」から「東アジアの奇跡」へのパラダイム転換がどのようにして起こったのかについて説明する。
4 東アジアの成長と「局地経済圏」 東アジアの成長を牽引した要因の一つである「局地経済圏」について考察し、それとアジアNIESとのかかわりについても概観する。
5 アジアNIESの経済発展 アジアNIESの経済はどの世に発展してきたのか、そのメカニズムはどのようなものだったのかについて理解する。
6 アジアNIESの発展を可能にした諸要因 アジアNIESの経済発展を取り上げ、まずこれらの国の経済発展を可能にした国際的。国内的要因について考察する。
7 ASEANの発展と市場統合 SEANは2015年末をもって「ASEAN経済共同体」への移行を完了させ、「ASEAN共同体」へ移行したと宣言した。その実態と、ASEANが目指している共同体がどのようなものなのかを考察する。
8 ASEANの発足と変容 東アジアにおいて重要な位置を占めるASEANについて、その歩みや変容、拡大について理解する。
9 ASEANの拡大とAFTAへの道 「ASEAN自由貿易地域」は域内関税や非関税障壁の除去から域内貿易の自由化を図り、経済面での協力に大きな進展がみられるようになっている。ASEANの経済協力への推進要因になったのは何かについて考察する
10 ASEANの市場の統合と現状 「ASEAN経済共同体」とよばれる市場統合の過程、現状、および今後の課題について概観する。