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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/03/24 現在/As of 2025/03/24 |
開講科目名 /Course |
ドイツ社会演習(ドイツ語圏の政治と外交)(M)/SEMINAR IN GERMAN SOCIETY |
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開講所属 /Course Offered by |
大学院/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2025年度/2025 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金5/Fri 5 |
開講区分 /semester offered |
通年/Yearlong |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
伊豆田 俊輔 |
科目区分 /Course Group |
大学院科目 専攻科目 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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伊豆田 俊輔 | ドイツ語学科/GERMAN |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
東西ドイツ統一から30年以上の年月が経過しました。もはや1989/90年は近現代ドイツ史の「ゴール」ではなくなり、現在につながる問題の起源を探る歴史へと変わりつつあります。それでは1945―1990年の東西分断時代のドイツ史は、どのように記述されるのでしょうか? 本授業では、20世紀後半のドイツ現代史に関心をもつ院生(学生)を対象とし、以下の2つを行います。 1. 以下の二つのドイツ語文献を読み進めます。当該文献を精読することを通じて、現在までの重要な先行研究を把握し、研究上の重要なトレンドを理解し、修士論文作成のための基礎を作ることを目的としています。 文献① Petra Weber,Getrennt und doch vereint Deutsch-deutsche Geschichte 1945–1989/90(BpB 2021)通年を通して読みます 文献? Lutz Raphael, Anselm Doering-Manteuffel, Nach dem Boom. Perspektiven auf die Zeitgeschichte seit 1970 (V&R, 2009) 秋学期に数回かけて読みます。 2.上記の文献購読と並行して、学期ごとに1回、修士論文の構想を発表します。30分程度で、先行研究の整理→問いの設定→調査方法について発表し、その後、参加者全員で質疑応答を行います。発表者以外も、必ず質疑応答に加わることが求められます。 *この科目は、外国語学研究科博士前期課程の学位授与方針(DP)ならびに教育課程の編成?実施方針(CP)が示す「実践的な言語運用能力と国際社会の多様性を理解する態度」と「文化分野において、適切な問題設定をおこない、必要な先行研究の成果やデータを収集?分析できる能力」、とりわけ歴史学におけるこれらの能力を高めることを目的とする。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
基本的に対面授業で実施します。(感染症の状況次第でZoomによるリアルタイム授業に切り替える場合があります。) 1については、輪読形式で進めます。ページ数は毎回3ページ程度に抑える予定ですが、できるだけ徹底的な精読と訳文の準備が必要です。精読に慣れてきたら、分量を増やしていきます。(参加者が少ない場合は伊豆田も訳を作ります) テキストは当該部分をmanabaにアップロードします。必ず予習をしたうえで授業に臨むこと。AI翻訳を利用することは禁じていません。しかし利用する場合は、どの単語がどのような訳になり、なぜそのような訳文ができているのかを理解したうえで利用すること。また、わからない固有名詞が出てきたら、あらゆる方法で調べることが必須です。 参加者には、ドイツ語の基本的な文法(A2からB1)程度の知識を前提として説明を行います。 2:上記の文献購読と並行して、学期ごとに1回、修士論文の構想を発表します。30分程度で、先行研究の整理→問いの設定→調査方法について発表し、その後、参加者全員で質疑応答を行います。発表者以外も、必ず質疑応答に加わることが求められます。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
およそ240分の予習が必要です(個人差があります) 予習範囲の訳文を作る作業としては、①文法的な構造を理解する(構文を捉える)、?単語を訳す、③専門用語や固有名詞を事典やオンライン、専門文献で調査すること、3段階をすべて要求しています。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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