2017年度教育環境改善、事務局からの回答
総評
<事務局全般>
1.2016年度実施アンケート結果に対する2017年度教育環境改善報告
結果?成果
本学は、2014年10月に創立50周年を迎え、次の50年(NEXT50)に向けて改革を進めております。2017年度は、「少人数教育と国際化?グローバル化教育の推進」、「創立50周年記念館(西棟)の竣工とキャンパス再編(第4次計画)」、「現行諸制度と組織の検証とさらなる改革強化策の構築」という方針のもと、改革に着手しました。
方針の1つである創立50周年記念館(西棟)が完成し、キャンパス内の建て替えはひとつの区切りを迎えました。今後は、キャンパス再編によって整備した施設設備を最大限に活用し、アクティブ?ラーニングやそれを支えるラーニング?コモンズの導入、ICTの活用などによって教育効果を上げる施策を講じる必要があります。また、2017年4月より駅名が「獨協大学前〈草加松原〉」に改称されました。地域と大学双方のイメージアップとなるよう、今後とも大学として地域社会の持続的発展に貢献していきます。
事務局では、本学全体の重要課題に取り組みつつ、従来から窓口対応、教育研究施設、学生生活施設の改善をはじめとする、諸施策を進めてきました。本アンケートにより教育環境改善への成果は着実にあげていますが、社会の変化と学生のみなさんのニーズの変化にともない、新たな課題も出てきております。
窓口対応については、学生のみなさんからの指摘やご意見について各部課室で話し合いをおこない、速やかな改善に取り組みました。また、「挨拶」、「丁寧」、「正確」のスローガンと教育的配慮に基づいて、学生のみなさんとの良好な関係づくりや、積極的な情報発信などに取り組みました。
授業関連施設については、ネットワーク環境の最適化調整をおこない安定稼働に努めました。学内のエネルギー環境については、省エネルギー、省CO2、脱水銀活動のもと、照明のLED化や省エネ推進ポスターの貼付を実施しました。
学生生活施設については、学生のみなさんからの要望が最も多い学生食堂を中心とした「食」の環境改善について、契約期間満了となったSUBWAYの跡地に「スタイルカフェ?スタンド」を設置し、東棟1階での弁当販売の機能を移設するとともに、軽食を提供する場を設けました。屋根付通路については、中央棟を起点として各棟がつながり、かつ中央棟の東西の扉を自動ドアに改修したことにより利便性を向上させることができました。5棟跡地については、工事が完了し芝生の広場「北庭」となりました。学内の分煙推進については、分煙パトロールの実施と分煙啓発ポスターをホームページや学内掲示板等に掲出いたしました。
2.2017年度実施のアンケートに対するフィードバックコメント
窓口全般について
<窓口対応について>
職員の窓口対応については、毎年多くのコメントが寄せられています。「親切だった」、「丁寧な対応が良かった」などの意見をいただいていますが、「態度が悪い」や「高圧的だった」など表情や態度についてのコメントも多くありました。
窓口対応は、はじめの印象、相談時の態度によって学生のみなさんと職員との信頼関係に大きな影響を与えてしまいます。学生と職員が良好な関係を築けるように、「事務局自己点検?評価委員会」を通じて、窓口スローガンである「挨拶」、「丁寧」、「正確」の意識のさらなる統一を図りたいと考えています。
<窓口の開室時間について>
複数の窓口の開室時間については、「延長してほしい」という意見がありました。2018年度から図書館で開館時刻を早めるなど、一部の窓口では可能な範囲で実施しているところもありますが、大学全体の窓口の開室時間の延長となると、労働条件、勤務体系等さまざまな問題があります。しかしながら、要望が多いということを受け止めて、大学全体の問題として検討していきたいと思います。
<窓口の表記について>
「窓口の表記をもっと大きくしてほしい」との要望がありました。部署によってはすでに大きく記載してい